(2007年04月26日)

英景気底堅さも、インフレ懸念―みずほ総研レポ

みずほ総合研究所がこのほど発表した金融レポートによると、英国は、2007年も高成長が続く見通しだが、一方でインフレ懸念も根強い、とした。

07年入り後の英国景気動向は、個人消費が堅調。英小売協会によれば、3月の小売売上高は前年比3・9%と伸びを高めた。消費が堅調な背景には、雇用情勢が良いことが挙げられる。

その雇用する企業部門では、生産活動に減速感が見られるが、景況感には底堅さが伺える。2月の製造業生産指数は前月比0・6%減と2カ月低下し、輸出減速による生産調整を行っているようだ。しかし、最大の貿易相手であるユーロ圏の堅調さを背景に、企業景況感は底堅い。

こうした堅調さを受けてインフレ懸念が高まっている。5月10―11日の金融政策委員会(MPC)では政策金利が0・25%引き上げられ、5・5%に達する可能性が高い。また、同月に英中銀が発表する四半期毎の「インフレ・レポート」が注目材料である、とした。

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