
「中国商品先物市場」で発表―先物協会
日本商品先物振興協会は26日、東京工業品取引所で第2回目の研究調査助成金制度による研究論文発表会を開催。広島大学大学院社会科学研究科の森田憲教授が「中国の市場社会主義と商品先物市場―中国の商品先物市場は発展可能か」と題して研究発表を行った。 同氏は、「中国の商品先物市場の発展の可能性は大きいと考えられる」と述べ、「日本の政策当局が適切な施策で日本の先物市場の発展に取り組まず、『中国はまだ発展途上だから』と思ってうっかりしていると、中国に先物市場の主導権を握られるだろう」と指摘。 また、同講演のキーワードの1つである中国における市場社会主義(マーケット・ソーシャリズム)については、経済体制の4つの類型に分けて説明。市場経済、計画経済、統制経済のいずれにも当てはまらない市場社会主義経済は「非常に捕捉しづらい概念で説明が難しい」とその特異性を強調した。 さらに、中国の市場社会主義経済から市場経済への体制移行は、効率的な先物市場の存在によって確認される、とした。








