(2007年05月16日)

金ミニ取引で定款変更―東工取理事長が会見

東京工業品取引所の南學政明理事長は15日の理事会後の記者会見で、2006年度取引概況、定款変更、金先物セミナー開催について概要を述べた。また、「総合取引所」構想や、海外取引所での中東産原油上場についての見解も示した。

まず、06年度の東工取の出来高は、3期連続で前年度割れとなった。出来高は5764万枚と前年度比10・8%の減少。

続いて、理事会決定された定款変更について説明した。定款変更点は、(1)金先物ミニ取引に関連し、貴金属市場に現金決済先物を追加する(2)9月予定の金融商品取引法の執行に伴う字句修正、であるとした。さらに、市場振興策の一環として、一般投資家を対象に金先物取引に関するセミナーを開催する。セミナーは2部構成で、第1部では東工取の金先物取引の概要を説明し、第2部では、ワールドゴールドカウンシルの豊島逸夫氏を講師に招き、最近の金市況について講演する。6月10日の東京会場を皮切りに各都市で開催予定とした。なお、「総合取引所」構想については慎重な検討が必要であるとした。

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