(2007年05月23日)

フィリピンのバイテク―バイテク情報普及会

バイテク情報普及会は21日、丸ビル・コンファレンススクエア(東京都千代田区)で第11回メディアセミナー「フィリピンにおけるバイオテクノロジー―遺伝子組み換えトウモロコシの生産およびゴールデンライスの開発―」を開催。講師はフィリピン稲研究所主任科学研究官・ロードラ・R・アルデミタ博士。

フィリピンでは2002年より遺伝子組み換えトウモロコシの栽培が認可されて以来、年々目覚しい成長を遂げ、06年の栽培面積は、前年比2倍以上の20万ヘクタールまで拡大した。多くの農業生産者が収益を上げ、自給自足体制が向上に向かっている。

さらに現在、フィリピン共和国農務省直轄の研究機関「フィリピン稲研究所」で、ベータカロチン(体内でビタミンAに変換する物質)を産出するように作られた遺伝子組み換えイネ「ゴールデンライス」の開発が行われている。米が黄金色をしていることから名付けられた「ゴールデンライス」は、ビタミンA不足による疾病が解消されると期待されている。

同博士は、ゴールデンライスの商業栽培へ向けたフィリピンの国家計画、遺伝子組み換え作物の商業栽培の現状とその恩恵について説明した。

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