(2007年09月12日)

「亀井氏の金相場論」―TOCOMセミナーから

6日夜のTOCOM投資家セミナー(初回)は台風9号の上陸が迫って参加者は申し込みの3分の1とあいにくだったが、ここでは金融・貴金属アナリストである亀井幸一郎氏の「金相場論」も披露された。講演の要旨は本紙10日付既報のとおりだが、最近の国際金相場の動きをみると、亀井氏が話した内容の深さに気づく。

「金」に投資すると、金融・証券市場にも目配りするようになるので、自然と世界を見るようになるとは氏の持論だが、そういえばブログのタイトルも「金がわかれば、世界が見える」である。

その金相場、「質への逃避」として米サブプライムとの関連で改めてこの存在が見直され、同時にこの普遍的な価値が世界の投資家を惹き付けるのであろう。もともとは分散投資の対象から株やドルとは相関性が低いのだが、最近は金自体がポートフォリオに組み込まれているので、株価とは高い相関性を発揮している。

それでも「金相場には遅効性があって、株価から1、2日遅れて相場が変動する」という。そしてその大きな変動は「およそ5年周期で展開される」とのことで、今回の上昇相場は2000年から01年がこの起点だとする。

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