(2008年05月20日)
早期のコメ上場実現へ全力―関西商取・検討会議
関西商品取引所の取引所ビジョン検討会議は前週末、将来ビジョンに関する最終報告をまとめた。
それによると、コメ上場の早期実現に向けて全力を上げて取り組むとともに、他市場との連携を強化するとしている。
同報告では、取引所が直面する課題について、その対応や地元諸団体との連携の必要性を大阪における先物市場の持つ経済的意義として捉え、自らの改革に取り組むべきとしており、五つのビジョンを提示している。
(1)コメ上場の早期実現
堂島の流れを汲む取引所として、関西における米関係者の期待に応えるため、農産物取引所として培った伝統を活かし、早期実現に向けた環境整備に全力を上げて取り組むべきである。
(2)オリジナリティと新たな発想に基づく商品の開発
商品ETFとの関連を踏まえ、既に公表している「バイオエネルギー指数」を始め、商品指数の開発、上場に着手すべきである。
(3)金融商品取引所を始めとする他市場との連携の強化
新たな商品開発や次世代の取引システムなどの研究に向けて、金融取引所など他市場との連携強化に着手すべきである。
(4)市場環境の改革を踏まえた取引システムや取引ルールの改善
機関投資家や実需家にとって、利便性の高いものを提供していくことが重要で、より自由度の高い市場を整備するべきである。
(5)組織改革のあり方
他市場との連携を含む将来構想を提示する中、その実現に向けた過程における機能強化の観点から、株式会社化に着手すべきである。
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