(2008年08月21日)
CME、世界最大の先物市場へ
シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)を運営するCMEグループは18日、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)を買収し、22日にも合併合意に達する予定であるとした。これにより、世界最大の先物市場が誕生することとなる。これに対し、国内の取引所は出来高が低迷している。業界が市場競争力強化に取り組む中でスピード感が求められているが、行政側からは「慎重な部分も必要」との声も聞かれた。
世界全体の先物取引量は、2001―06年の5年間で3倍にもなった。07年の出来高は、06年からさらに3割以上も増加するなど、先物市場の活性化がうかがえる。こうした中、04―07年のNYMEXは、海外主要取引所の出来高では首位を維持。また、4年間で出来高は倍に膨らんでいる。
CMEは07年にシカゴ商品取引所(CBOT)を買収し、全米最大の取引所となった。一方、NYMEXは、原油や金属などが上場されている。この買収により、今後はCMEで扱う金利・株式・農産物・為替などを含めると、多くの商品を網羅することが可能となる。
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