(2009年06月08日)
東穀取・渡辺理事長「コメ上場申請時期、微妙」
東京穀物商品取引所は、このほど開かれた通常総会で株式会社化へ移行することが了承されたが、今後、10―12月の株式会社化に向け臨時総会を経て組織変更計画を固めていく。5日の記者懇親会のなかで明らかにした。新規上場商品として検討している豚肉の勉強会を今夏から秋にかけて立ち上げることも発表。コメ・小麦の上場申請時期について渡辺好明理事長は「微妙になっている。判断のタイミングがずれるかもしれない」と述べた。
渡辺理事長は、前回(5月)の記者懇親会で夏の終わりに上場時期の判断をするとしていた。
現在は「流動性が低いとき」であり、この時期に新規商品の上場申請することに難色を示した。今は既存商品の取引活性化にむしろ注力すべきとした。
コメの上場を再申請する前に「商品設計をもう1回見直さなければならない」と述べた。今後解散総選挙も想定され、主務省の農林水産省も事故米などで対応に追われ神経質になっているなかで「(コメ上場申請という)ややこしいものをもってきてくれるなというスタンスがあるようだ」と語った。
環境・条件が整えば上場申請を行うと示唆したが、申請は「2度目になる」だけに、慎重な姿勢を示した。
豚肉については、山野昭二専務理事は「ヘッジ・ニーズも高まっている。当業者の理解は相当進んでいる」と述べた。
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