(2009年08月17日)

東穀取・粗糖、定率会費19円に大幅下げ

東京穀物商品取引所は、粗糖の定率会費を9月1日より19円と大幅に引き下げる予定だ。8月27日開かれる市場管理委員会後の書面審議で正式に諮(はか)り承認を得る。東穀取は、粗糖のザラバ取引を開始してから約1年2カ月後、著しく離散していた市場参加者を呼び戻し取引を活発化させるため、3月2日から取引形態を当業者にとって馴染みのある板寄せに戻していた。

海外砂糖市場が急伸し商いが活発となるなか、東穀取で上場されている粗糖は「出来高が極めて少ない。限月によってはほとんどできていないものもある」(大手取引員)との指摘も聞かれる。東穀取は、ここにきてさらなる市場振興策を打つ必要性を感じたとみられる。

浜田英俊常務理事は、今回の粗糖定率会費引き下げの意向について「会員には残ってもらいたいから」と、取引を続けて欲しい旨を語った。現時点で粗糖の定率会費は69円となっている。

板寄せ取引の復活以来現在まで「ボリュームは増えている」との見方をしているが、ここでさらに定率会費を下げれば粗糖市場に取引参加者が増えるのでは、とした。「取り組んでもらって厚みが出ればいい」。NY砂糖は、インドの砂糖大量輸入見通しで大幅高局面を迎えている。「今タイミング的には凄い。(例年行われる)秋の特別セミナーも前倒しにして粗糖を(テーマに)やろうと考えている。そういう振興も推進していきたい」と意気込みを示している。


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