(2009年08月31日)
フジF、初心者向け内容充実に注力 システム安定強化も
フジフューチャーズ(東京都中央区・寺町博社長)は「6年連続で口座数ナンバーワン」の実績と信用を生かし、システムの安定性や初心者向けコンテンツの充実に力を入れる。とくに、ミニ取引をきっかけに商品先物を始める初心者が増えていることから、安心した取引をしてもらうのが狙い。また、今後のシステム機能拡充については「ミニ取引や初心者向け機能などに絞らず」幅広く検討する。
顧客がシステムに求めるものは「安定性ではないか」(フジフューチャーズ)と分析する。東京工業品取引所は5月の新システム稼働4営業日後に、立会を停止する大きな障害が発生した。その後、市場は落ち着きを取り戻したものの「(東工取では)小トラブル的なもの」は続いた。
こうしたなか、フジフューチャーズはシステムの安定性を重視する。加えて「ユーザーが会社を選択するポイントは『信用性』ではないか」との見方を示す。同社は「6年連続で口座数ナンバーワンの支持をいただいている」ことも、顧客に安心感を与えられる強みと判断した。
とくに、新たに商品先物取引を始める顧客は「金ミニからスタートする人がかなり多い」のが特長。東工取新システム稼働後は、成行や指値といった注文発注がこれまでとは全く違う名称で並ぶなど、従来とは異なる形式になった。5月には「(顧客が)注文を出してはみたが、自分が思ったのとは違う動き、違う成立もあった」経験を生かし、初心者へさまざまな取引の説明コンテンツを充実させシステム浸透を促し、他社との差別化を図る。
システム面では、すでに商品先物取引会社の間で「手数料やトレードのツール機能、それに付随するサービスなどは、各社で似たり寄ったりな部分がある」という。もちろん、トレードにこだわりのあるユーザーにとっては「特徴のある機能や、手数料が安い」といった部分は大きい。ただ、「(システムに)大きくこだわらないユーザーや、とくに初心者は、そこまでの違いを求めていない」との見方から、初心者に分かりやすいシステムをめざす。
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