(2009年09月24日)
日本ユニコム、コンシェルジェ軌道に 顧客の先物知識深める
日本ユニコムは、商品先物の初歩的な入り口の部分で顧客にアドバイスするなどし勉強してもらうなかで適性に応じ取引をコーディネートする「コンシェルジェ・サービス室」を立ち上げ軌道に乗せている。同社が制作した貴金属取引に関するBS放送が好評で資料請求などが多く出たことがきっかけ。問い合わせのなかで商品先物取引の知識がない顧客が多く、実際に取引を始める前にノウハウ・知識などを同部門を通じて深めてもらう意向だ。
当初は営業企画部のなかにコンシェルジェ・サービス課を8月のスタート時に作った。基本的に顧客サービスになるという形だったが、営業活動に触れてしまう可能性があることから、管理部門として位置づけられている同部門としては、対応しにくい部分があったという。
8月中は準備期間にあて9月から営業企画部とは独立した部門にもっていくことにした。
セミナーを昨年20回近く開催したが、取引をまったく経験したことのない顧客が3―4割くらい存在し、セミナー後のフォローについては十分にできない状態が続いた。
「コモディティーを知らないお客様にとっては、(セミナーで)いろんな経済情勢や金融情勢は聞いて勉強になるのだが、具体的な取引の仕方などをなかなか勉強する機会がない」(営業企画部企画課の酒井崇副部長)ということで、コンシェルジェ・サービス室の設置の必要性が高まった。
とくにその色合いが強くなったのが、BS放送。番組の人気で資料請求が来ている。コンシェルジェ・サービス室の晝間和夫副長は「(商品先物取引に)興味はあるがやり方が分からないとか、仕組みが分からない。1回基本的な資料を送ってもそれだけではよく分からない、もう少し詳しい資料がほしいとか、そういうお客様も結構いる。これからフォローしていこうと動いている」と語る。
同部門で勉強してもらって顧客の適性を見ながら、ネット取引に向いているか、専任の担当者からじっくりアドバイスをもらいながら行うのが向いているかなど、適性の合うところに紹介していく。
今後の課題として、実際に取引に参加してもらえるような見込み客をできるだけ多く集める必要があるという。このため、貴金属取引関連の新たなBS番組を制作することも検討している。セミナーも今後、積極的に開催する。
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