(2009年12月17日)
東工取、2社にシステム調査指示
東京工業品取引所の江崎格社長はこのほど開いた定例会見で、ナスダックOMX、NTTデータの2社に、東工取システムの調査を指示したと述べた。両社からは2010年1月末に調査回答を得る。11月27日に発生した取引システム障害の再発防止に向け、他プログラムについても類似した問題がないかどうかを検証する。
調査は2つ。1つは「現用系と待機系サーバーのメモリー削除漏れ」(江崎格社長)。2つ目は、障害時に「現用系から待機系に移った際、データが移らなかった」ことから、他事象についても総合的に調べていく方向。
11月27日、気配値段が正常に表示されなくなったため、金(標準、ミニおよびオプション)の夜間立ち会いを休止した。
障害はその後の調査により、(1)夜間立ち会い開始前の注文受け付け中に、注文発生のたびに行われるべきメモリーの削除が行われず、待機系サーバーへの自動切り替えが発生した(2)待機系への切り替えの際、データなどの移行に不具合があった―ことが分かった。こうした原因は、ナスダックOMX社製ソフトウエアの不具合(バグ)によるものと判明している。
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