(2009年12月28日)
小林洋行、FXを中核事業に
小林洋行はこのほど、2010年2月28日付で商品先物取引の受託業務を廃止すると発表した。商品業界を取り巻く環境はさらに厳しさが増すとの認識から、事業内容を見直す必要があると判断。今後は、外国為替証拠金取引(FX)や店頭デリバティブ取引(CFD)の受託業務を主軸に置く。
22日に開催した取締役会で、商品先物取引の受託業務廃止を決定した。小林洋行は「ここ数四半期、赤字が続いていた」ことが、今回の受託廃止につながったとみられる。商品事業廃止により、来年度以降の年間経費およそ600万円の削減を見込む。
新体制化ではFXがコアビジネスとなる。FXは口座数、取引高、証拠金残高が増大しており、安定した成長分野と位置付ける。とくに、東京金融取引所の「くりっく365」は、個人投資家層に強い支持を得ている。
CFDは、海外の金や原油を安いコストで取引ができるのが魅力であり、今後は成長が期待できる金融商品とみている。また、FXやこれまでの国内商品先物取引経験者にとっては、同じレバレッジ商品でもあり、取引に馴染みやすいといった面もある。金融取ではCFD型新株価指数先物を上場予定であり、小林洋行も取引を視野に入れている。
商品取引受託業務廃止により、顧客移管(トランスファー)を子会社へ行う。本店の対面取引の顧客は共和トラスト。大阪支店の対面取引や電子取引、法人部の顧客はフジトミに移管する。
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