(2010年01月05日)

2取引所・3団体・1社 新年賀詞交歓会を開催 正念場の年、決意など語り合う

東京工業品取引所、東京穀物商品取引所、日本商品清算機構(JCCH)、日本商品先物振興協会、日本商品先物取引協会、日本商品委託者保護基金は4日、東穀ホール(東京都中央区)で新年賀詞交歓会を開催。業界に閉塞感が依然として漂う中、会場には約260人の関係者(昨年は約500人)が集まり、正念場の年として1年の決意や抱負などを語り合った。

関係者のあいさつには、業界に立ち込める閉塞(へいそく)状態を打破し日本の商品先物市場の再興をめざして前進していこうという熱意が見られた。

東京工業品取引所の江崎格社長は、今年を「正念場」と位置づけ、「関係者、関係団体がそれぞれの立場でそれぞれ努力しなければならない」と語った。主務省に対して「全面的なご支援を賜りたい」と述べ、2010年が商品先物業界にとって実りのある年になるよう祈念した。

経済産業省の瀬戸比呂志商務流通審議官は「(商品先物市場は)いまがけっぷちにたたされている。皆と同じ『船』に乗っている。商品先物市場の船が沈めばわれわれ(主務省)も沈んでしまう」と語り、業界と一緒になって戦っていきたいとした。リスクヘッジのほか「資産運用としての商品先物市場を残したい」と述べた。

今後は「生まれ変わるくらいの気持ちで取り組んでいかなければならない。捨てていくものは捨てていかなければならない」と強調、「行政も従来の型にとらわれてはいけない。大いに汗をかいて泥まみれになっても、日本の商品先物市場を残すために最大限努力する必要があると思っている」と語った。

瀬戸商務流通審議官は、実行することが大切とした。「プライオリティ(優先順位)をつけて順番に実行していく。精いっぱい努力させていただく」と述べた。

関係者のあいさつの後、団体の首脳などにより鏡割りが盛大に行われた。


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