(2006年08月22日)
金:イラン核問題に不透明感
貴金属市場は、金が現物相場高を好感して買いが先行、先限は2300円台前半で堅調。NY先物市場はレバノン停戦や米インフレ懸念の後退で一時616・50ドルと約3週間ぶりの安値をつけた。イスラエル軍のレバノンからの撤退でファンド筋の手仕舞い売りが強まった。ただ、イラン核開発問題の先行き不透明感が支援材料となっており、市場筋は「イランの出方次第では最近の高値640ドルを試す可能性もある」と指摘している。
現地18日のNY金先物市場は原油相場の下落を嫌気したファンド筋の売りに続落。中心12月限の終値は前日比3・60ドル安の621・70ドル。取引レンジは616・50―628・80ドル。
期近は時間外取引で節目の630ドルを超えられなかったことに対するテクニカルな売りが先行した後、原油の上昇を受けて立会い前半にプラスサイドに浮上したが、ドルの反発や原油の反落を嫌気したファンド筋の手仕舞い売りにマイナスサイドに下落した。
イランのアハマディネジャト大統領は依然としてウラン濃縮活動の停止に関する回答の姿勢を示していない。米政府は31日までにイランから回答がない場合、安保理に対し経済制裁を求めると報道されている。
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