(2006年08月31日)
ガソリン:下落幅7000円超える
石油製品のガソリンは既存取組で中心を占める来年1、2月限が安値を更新したことで、先月半ばの高値からの下落幅は7000円を超えた。
国内市場の石油製品は指標となるNY原油に呼応して7月半ばと8月上旬の2度にわたって高値をつけた経緯がある。
このうち7月半ばの高値は当時の期先であった来年1月限で最高値が7万円台、当時のNY原油の高値が77ドル台であった。
この後の8月上旬の高値はNY原油で78ドル台で、国内ガソリンは期先の来年2月限でやはり7万円台も、手前の1月限は6万9000円台にとどまった。
ガソリンが最初に7万円台の高値をつけた7月半ばの期先である来年1月限を例にとると、先月29日の安値で下落幅は7000円を超えた。
指標となるNY原油との比較から、石油製品の7000円の変動は10ドルに相当することから、NY原油が70ドルを下値にした相場展開であるなら、先月29日の安値で下落相場が一巡してもおかしくない。そのNY原油は目先、材料視されるのがイランの核開発問題で、ウラン濃縮活動の停止期限を過ぎたところで米国が対経済制裁でどのような態度をとるか、である。
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