(2006年09月19日)

原油:OPECバスケット価格、60ドル割れ

原油の国際相場が今月に入り急落を重ねたことから、石油輸出国機構(OPEC)が指標としているバスケット価格もつれて低落し、13日に60ドルを割り込んだ。11日に総会を開き生産枠を据え置いたばかりのOPECが、直ちに加盟国と減産に向けた協議を行うことはないにしても、バスケット価格の60ドルを許容の下限とする加盟国もあることから、何らかのアクションが起きる可能性もある。

OPECが総会で生産枠を据え置いた後、同機構首脳からはこの後さらに原油価格が下落すれば次の総会前にも減産に向けた協議を行うとの見解が明らかにされた。これらは総会決議に盛り込まれることなく、総会後の会見での発言であることから、拘束力は乏しいとみられているが、総会で減産協議の必要性を唱えたべネズエラなどはバスケット価格の60ドルを許容の下限にしている、といわれる。

OPECバスケット価格が13日の発表でこの60ドルを割り込んだため、市場は加盟国石油相の言動に神経質になりそうだ。

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