(2006年09月20日)
国内アルミ:海外反発で下げ一服
国内アルミ相場は、週明けのLME相場など海外が反発に転じたことから、売り控えムードが支配する中、押し目待ちの買いや買い戻しが先行、総じて堅調で推移するなど下げ一服気配となった。ただ、海外市況の戻りも限定的で独自の支援材料を欠くだけに、自律的反発と受け止める向きが多い。
前週末のLME相場は、金、原油の下落によってセンチメントが悪化したことに加え、中国がアルミ半製品の輸出関税率を13%から11%に引き下げたことから、これを嫌気した売りに急反落、先物が前日比52ドル安の2415ドルで引けた。一時的に2400ドル際まで下落した。週明けはドル安や金、原油の反発を受けた買いに反発、先物が前日比23ドル高の2438ドルで引けた。
週明け反発したものの、LME先物は6月23日(現地時間)以降のサポートラインであった2450ドルを割り込むなど新たな下値を模索する流れをみせている。独歩高にあったニッケルが大きく価格水準を切り下げたことで、非鉄全般に高値圏から調整色を強めていることも下値不安を助長、チャート的にも5月中旬の最高値示現以前のもみ合い水準である2300ドル台を射程圏に入れた動きも想定される。
一方、国内定期相場は、前週末の一段安から週明け下げ一服に転じた。週明けの海外市況全般に反発気配を示したことから、売りもの薄の中で買い戻しや押し目待ちの買いが先行したもの。
しかし、海外市況自体、戻りの鈍さが目立つほか、高値水準にあった他非鉄商品の調整気配も重なり、下値不安が底流しているだけに、国内定期の上値にも自ずから限界があるとみられる。
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