(2006年09月21日)
金:手仕舞い売りが殺到
貴金属市場は、金が海外市場安を嫌気して手仕舞い売りが殺到、値幅制限のない当限を除く5限月が前日終値比60円(ストップ)安を演じた。先限は2188円と再び2200円を割り込んだ。指標のNY先物市場は原油相場の急落を背景に、終値ベースで580ドル台に下落。市場では一段と先安ムードを強めており、最大の下落リスクとして6月15日の安値2079円を想定している。
現地19日のNY金先物市場は原油相場の下落を嫌気したファンド筋の売りに反落。中心12月限の終値は前日比9・60ドル安の583・20ドル。取引レンジは583・00―595・20ドル。
期近はドル安を受け時間外取引で上昇したが、ドル反発や原油急落を嫌気して売り優勢となり、マイナスサイドに転落。ただ、前日の安値を維持した。タイのクーデター発生には反応薄だった。現物相場は580ドルの節目を割り込み、574ドル台まで軟化した。
原油は米国の景気減速による需要減などを背景に、供給過剰になるとの見通しから反落。WTI期近終値は61・66ドルと前日比2・14ドル安。終値ベースでは3月下旬以来、約6カ月ぶりの安値。
東京市場は海外市場の下落を嫌気して売りが先行。円高進行を背景に値幅制限のない当限を除く5限月が前日終値比60円(ストップ)安となり、先限は2188円に下落。先限の売り注文残は前場で約3200枚。市場では下値探りの展開から買い方の投げ売りが進んでおり、弱気ムードを一段と強めている。
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