(2006年09月22日)
金:下げ過ぎ感を警戒
貴金属市場は、金が下げ過ぎ感を警戒して買い優勢で展開、先限は2200円台を回復するなど堅調に推移した。指標のNY先物市場はファンド筋の買い戻しに終値580ドル台後半に反発。市場は売られ過ぎ感を強めている。ただ、原油相場が依然として下落基調を続けているため、金も戻り売りが予想されるなど先行き頭重い展開も見込まれている。「当面は原油やドルの動きをにらんで不安定な展開を続ける」との見方が多い。
現地20日のNY金先物市場は米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えたファンド筋の買い戻しに反発。中心12月限の終値は前日比3・00ドル高の586・20ドル。取引レンジは578・30―592・50ドル。
期近はテクニカルな売りに時間外取引で前日の安値を下回ったが、売りが一巡した後はFOMCを控えてドルが下落したため、実需筋や投機筋などの買い戻しが入り、一時節目の590ドルを突破した。原油先物相場が大幅に続落したが、とくに材料視されなかった。
東京市場はNY市場高も前日のストップ安による売り注文残を受け、小幅マチマチで寄り付いた後、売り買いが交錯。先限は前日終値比1円高の2189円で寄り付き、その後は2200円を挟んで堅調に展開。市場では「売られ過ぎ感が根強く、突っ込み売り警戒感を強めている」と指摘している。
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