(2006年09月26日)
アルミ:国内、売り買い交錯場面
国内アルミ相場は、LME相場が続伸したものの、NYカーブのもちあい、東京カーブの軟化と上値の重さが目立ったため、決め手難に売り買い交錯場面となった。海外市況の目先的な戻りも自律反発の域を出ないだけに、市場全般に買い上がるまでのムードに至っていないのが実情である。
先週末のLME相場、LME在庫の大幅減少を手掛かりとした買いに続伸、先物が前日比31ドル高の2536ドルで引けた。一時的に2560ドル台まで上伸したが、その後原油、銅相場反落の影響で値を消した。引け後の場外取引では再度2550ドルまで買われた。NYカーブは2530―2340ドルともちあい推移となった。
先週後半にかけてドルが米国の景気減速への懸念から軟化したことで、非鉄を含めた国際商品が反発気配に転じ、海外アルミも同調したが、相変わらず僚品追随の域は出ず、独自の支援材料を欠くのが実態である。
特に、アルミナ市況が高値から半値近くにまで下落しているほか、地金の高値維持に伴う採算改善から、春先みられた欧米を中心とした精錬所の操業削減、閉鎖といった動きがなく、少なくとも供給不安がなくなっていることも相場の戻りの鈍さに繋がっている。
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