(2006年09月27日)
NY原油:60ドル割れに押し目買い
現地25日のNY原油が60ドルを割り込んだ後は急反発、同日安値からの上昇幅は1・5ドルに達した。石油輸出国機構(OPEC)が最近の原油バスケット価格の下落を前にして次回総会前にも減産協議を行うとの観測が一部報道を契機に台頭し、押し目買い人気が広がった。同日には59・65ドルの安値が記録されていることから、これで7月の最高値からの下落幅は24%になった。経験則でこれは通常変動を超えるとあって、市場の意見も分かれがち。
OPECからのコメントはこの段階では行われておらず、したがって次回12月14日の次回総会前にも減産を協議するとの報は憶測の域を出るものではない。
NY原油は現在までの下落過程で心理的な下値のフシとなる65ドルを素通りした経緯があることから、今回の60ドルに下値抵抗が働くのは予期されたことである。
同日は60ドルを割り込んだ後の急反発が1・5ドルに達し、市場の押し目買い人気を裏付けた格好である。しかし、実際にOPECが加盟との間で減産に向けた協議を電話で行うなどのことがないと、アヤ戻しに終わりかねないし、市場の見方がここで分かれているのもこのあたりに起因する。
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