(2006年09月29日)
金:NY市場600ドル台回復
貴金属市場は、金が円安と海外相場高を好感して続伸、先限は約3週間ぶりに2300円台を回復した。NY先物市場は原油相場高を背景に心理的な節目となる600ドルの大台を2週間ぶりに回復。市場では先高観を強めている。ただ、「下げ過ぎの反動高の範囲」と指摘する向きもあり、再び下落する懸念も残る。目先は決め手難から引き続きドル、原油の動向に左右される展開が見込まれている。
現地27日のNY金先物市場は原油高、ドル安を好感したファンド筋の買いに6営業日続伸。中心12月限の終値は前日比6・20ドル高の603・30ドル。取引レンジは595・40―604・80ドル。
期近は月末や期末を控えた買い戻しに時間外取引で上昇した後、立会いは原油相場の急落を嫌気してマイナスサイドに落ち込んだが、原油の反発やドルの軟化を好感して前半の抵抗線を突破。終値ベースで600ドル台を回復したのは9月8日(617・30ドル)以来、約2週間半ぶり。
金は原油の出直りを背景に心理的な節目となる600ドルを上抜いたため、「今後は先高観の高まりが見込まれる」と市場筋は指摘している。
東京市場は円安と海外相場高を好感して買いが先行。先限は前日終値比47円高の2300円で寄り付いた後、同値付近のプラスサイドで展開。市場筋は「海外市場の600ドル台回復により、買い安心感が広がっている」と指摘している。
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