(2006年10月19日)
金:19日OPEC総会にらむ
貴金属市場は、金が海外相場安と円高を嫌気して5営業日ぶりに反落、先限は再び2200円台に後退した。NY先物市場は時間外取引で節目の600ドルを上回ったが、立会い後は原油安を嫌気して590ドル台前半に下落。市場は19日の石油輸出国機構(0PEC)総会の結果待ちの状況。市場では減産合意の観測を強めている一方、減産合意は困難との見方も浮上しており、原油相場の不透明感を背景に仕掛けづらい環境となっている。
現地17日のNY金先物市場は原油安を嫌気したファンド筋の売りに5営業日ぶりに反落。中心12月限の終値は前日比5・00ドル安の593・50ドル。取引レンジは589・00―601・60ドル。
期近は北朝鮮が2回目の核実験を実施するとの思惑から時間外取引で節目の600ドルを上回ったが、生産者のヘッジ売りで軟化した後、ドル高や原油安を嫌気した売りがストップロスの売りを誘い、前日の安値を下回った。
原油は米国内の需要低迷で週間原油在庫が増加するとの観測から反落。WTI期近終値は1バレル=58・93ドルと前日比1・01ドル安。石油輸出国機構(OPEC)が19日の緊急会合で減産に合意するとの観測を背景に一時60ドルを超えた後、利食い売りなどから再び60ドルを割り込み、金市場を圧迫した。
東京市場は海外相場安と円高を嫌気して売りが先行。先限は前日終値比37円安の2267円で寄り付いた後、同値付近のマイナスサイドで展開。市場は下値確認の見方を広げつつあり、市場筋は「今月2日の直近高値2316円突破が目先の目標」と指摘している。
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