(2006年10月24日)
金:先限2300円割り込む
貴金属市場は、金が海外相場安を嫌気して反落、先限は再び2300円を割り込んだ。NY先物市場は原油安に連動し600j割れとなった。原油は石油輸出国機構(OPEC)の減産合意で一時上昇した後、合意の実効性に懐疑的な見方が広がり、手仕舞い売りが広がった。市場は引き続きOPECの動向をにらんで不安定な展開が続くだろう」(取引員)との見方を強めている。先限は2300円を巡る攻防が予想されている。
現地20日のNY金先物市場は原油安を嫌気したファンド筋の売りに反落。中心12月限の終値は前日比6・10j安の596・40j。取引レンジは594・50―606・00j。
期近は0PEC減産決定で原油高となったため、時間外取引で前日の高値を上回ったが、原油が地合いを維持できずに反落したため、週末を控えた手仕舞い売りが優勢となり、600jの大台を割り込んだ。
0PECは19日、ドーハで緊急会合を開き、現在の実質原油生産量(日量約2750万バレル)に対し、11月1日から120万バレル減産することを決めた。
OPECは減産合意に向けて協議が難航したことから、減産合意の実効性に懐疑的な見方もある。今後の原油相場の動向によっては、OPECは12月14日にナイジェリアで開催する総会で追加減産を協議する可能性がある。市場筋は「OPECの動向を注視する必要がある」と指摘している。
東京市場は海外相場安を嫌気して売りが先行。先限は前週末終値比35円安の2272円で寄り付いた後、同値付近のマイナスサイドで展開。市場ではOPECの減産動向に懐疑的な見方を強め、売りが先行する展開。目先は海外相場をにらんだ展開が見込まれている。
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