(2006年10月27日)

金:NY市場600ドルを意識

貴金属市場は、金が海外相場高を好感して続伸、先限は2200円台後半で堅調。当限10月限は前日終値比20円高の2252円で納会。NY先物市場は原油高を背景に終値590ドル台を回復。石油輸出国機構(OPEC)の減産履行に向けた動きが活発化している。市場筋は「産油国の減産方針を見直す動きが強まるようだと、原油相場の上昇局面が想定される。金も600ドルを意識する展開が見込まれそうだ」(取引員)と指摘している。

現地25日のNY金先物市場は原油高を好感したファンド筋の買いに続伸。中心12月限の終値は前日比3・20ドル高の590・80ドル。取引レンジは582・50―594・30ドル。

石油輸出国機構(OPEC)の減産履行に向けた動きも支援要因。イランが11月からの供給削減を顧客に通知したほか、ナイジェリアが10月からの5%の減産継続を表明。ナイジェリアでの石油会社と住民の間の混乱も伝えられ、相場上昇につながった。

東京市場は海外相場高を背景に買いが先行。先限は前日終値比25円高の2281円で寄り付いた後、同値付近のプラスサイドで展開。円高を嫌気した売りに上げ幅は限られた。

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