(2006年12月20日)

金:ドルをにらむ展開

 貴金属市場は、金が海外相場安を嫌気して頭重く展開、先限はグラム当たり2300円台後半で軟調。指標のNY先物市場は原油安を嫌気したファンド筋の手仕舞い売りに610ドル台で小幅安。一時は615・10ドルまで売り込まれたが、615ドルを維持したことで買い戻され下値抵抗を強めた。19日に卸売物価指数、21日に景気先行指数の米経済統計の発表を受けたドル相場の動向をにらみながら不安定な値動きを続けるとの見方が多い。

 現地18日のNY金先物市場は原油相場の下落を嫌気したファンド筋の売りに3営業日続落。中心2月限の終値は前週末比1・20ドル安の617・90ドル。取引レンジは615・10―621・90ドル。

 期近は序盤に安値拾いの買いに上昇したものの、ドル相場が堅調地合いとなったことや原油相場の下落を嫌気したファンド筋の手仕舞い売りに前週末の安値を下回り、マイナスサイドに落ち込んだ。

 ドルは対ユーロで小幅安。19日に卸売物価指数(PPI)、21日に景気先行指数の発表を控え、様子見気分が強かった。

 東京市場は海外相場安を受けて売りが先行。先限は前日終値比4円安の2363円で寄り付いた後、同値付近で軟調に展開。現物相場の堅調で持ち直す局面もあったが、戻りは売られ伸び悩んだ。

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