(2006年12月22日)

貴金属:

 東京の貴金属市場は金、パラジウムが小動き。銀は反落。白金は続伸。

 現地20日のNY市場は、金が2月限終値624・00ドル(トロイオンス当たり)と前日比1・40ドル安で引けた。狭いレンジでのもみ合いとなる中を小反落した。ドル安を好感した買いに高寄りしたが、その後利食い売りに押され小幅ながら下落して取引を終えた。

 銀は3月限終値が同10・00セント安の1261・00セント。小口の利益確定売りに反落した。また銅相場の急落も圧迫要因となった。

 白金は1月限終値が同5・00ドル高の1123・50ドルと続伸。

 パラジウムは3月限終値が同0・85ドル安の328・40ドルと反落。

 NY市場の金について、ドルが対ユーロ、対円で引き続き弱含んだことを受けて上伸して始まった。また、欧州中央銀行(ECB)のトリシェ総裁が来年のインフレ上昇に警戒感を示したことを背景に、ユーロの対円相場は過去最高値を更新し、対ドルでも上昇した。投資家らは同総裁の発言をユーロ圏の利上げのシグナルと受け止めていた。

 東京市場の金の出来高は1万6000枚台と大幅な落ち込みを見せている。

 年内の市場は、石油の動きも小さく、突発的な材料が出ない限り閑散とした取引が続くとみられる。

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