(2006年12月25日)

金:仕掛け難、方向性探る

貴金属市場は、金がNY相場安を嫌気して続落、先限はグラム当たり2300円台後半で軟調。指標のNY先物相場はクリスマス休暇を控えた利食い売りに伴う原油相場の下落に圧迫され、620ドル台で売り優勢の展開。ドルが依然として強地合いを維持したことも嫌気された。東京市場は手掛かり材料難から見送りムードが強い。海外市場がクリスマス休暇で25日まで3連休となるため、東京市場は様子見気分の強い動きが見込まれている。

現地21日のNY金先物市場はドル高、原油安を嫌気したファンド筋の売りに続落。中心2月限の終値は前日比2・70ドル安の621・60ドル。取引レンジは620・60―625・40ドル。

ドルは小動き。12月のフィラデルフィア地区連銀製造業景況指数は予想以上の落ち込みとなり、一時的なドル売り・ユーロ買いを誘った後、ドルは買い戻された。

NY原油は反落。前日の米週間在庫週報での石油需要の低迷を嫌気した。

東京市場は海外相場安を嫌気して売りが先行。先限は前日終値比8円安の2380円で寄り付いた後、同値付近のマイナスサイドで展開、2400円を前に足踏み状態となった。

NY市場は22日に短縮取引、25日にクリスマス休暇と流動性が低下する。市場筋は「東京市場も手掛かり材料不足から方向感が定まらず、見送りムードを強めそうだ」(取引員)とみている。

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