(2006年12月27日)
金:3週間ぶり2400円台回復
貴金属市場は、金が現物相場高を好感して続伸、先限は今月5日以来3週間ぶりにグラム当たり2400円台を回復した。現地25日の欧米金市場はクリスマスのため休場。東京市場は年末モードに入り、様子見気分が強い。市場は大発会まで5連休を挟むため、ポジションを傾けづらく、「新規ポジションを手控える向きが多い」(取引員)という。先限は強力な抵抗線とみられた2400円を上抜けたため、地合いを引き締めている。
東京市場の先限は前場で高値2415円と今月7日の安値2344円に比べ3・0%、71円の上げ幅を演じた。市場筋は「為替相場が円安地合いを継続しているため、買い安心感も出ている」と指摘している。
金は中期的に上昇トレンドを継続するとの見方が支配的。ドルは米経済の先行き不透明感から先安懸念が根強く、代替通貨として金への購入意欲は強い。米国の政策金利は年率5・25%、ユーロ圏は同3・50%だが、米国の景気減速感につれ金利差が縮小した場合、ドル安・ユーロ高が進行し、金を押し上げる可能性がある。
各国中央銀行のドル放れが進み、金に資金シフトする動きも観測されている。
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