(2006年12月27日)

NY原油:対イラン制裁決議を買う

NY原油がクリスマス休場明けを前にした現地25日夜の時間外取引で上昇し、国連安保理が対イラン制裁決議を採択したことが材料視されている。しばらく動きがなかったこのイランの核開発問題だが、国連安保理がおよそ2カ月の事前調整を経て同国に対する制裁決議を採択したことで改めてひとつの地政学的リスクとしてNY市場の原油と金で材料視されている。

商品市場でこの対イラン制裁決議が材料視されているのは、同国が石油輸出国機構(OPEC)の有力産油国で、核開発問題にはかねて強硬な姿勢で対応していることが伏線にある。今回の国連による制裁決議に対しても早速、これを断じて受け入れることはなく、「決議は紙くず」という強硬なコメントが明らかにされている。

原油相場は指標となるNY市場でバレル当たり60ドル台で安定推移するとの見通しが強まっている。

ソーシャルブックマークサービスにこの記事(ページ)を登録
ブックマークに追加する