(2006年12月29日)
金:NY終値630ドル台に上昇
金は、海外相場高を好感して反発、先限はグラム当たり2400円台前半で堅調。NY市場はドル安・ユーロ高を要因にファンドの買いが先行、終値ベースで今月14日以来のトロイオンス当たり630ドル台に上昇。イラン核問題、イラク政情不安など中東地域の政治的緊張により、金に対する「質への逃避買い」が意識されてきた。原油の軟調は金の圧迫要因だが、「ドル相場次第の展開」と予想する向きが支配的となっている。
現地27日のNY金先物市場はドル安を背景に3営業日続伸。中心2月限の終値は前日比3・40ドル高の630・30ドル。取引レンジは626・50―632・00ドル。終値ベースで630ドル台に乗せたのは今月14日(630・90ドル)以来約2週間ぶり。
期近はドル安やイラン核問題、イラク政情不安などを背景に上値を切り上げた。その後はドルの戻りを嫌気した売りに上げ幅を削ったが、630ドル台を維持した。
一方、中東地域の政情不安が再燃、金に対する「質への逃避買い」が活発化している。イラン核開発問題やフセイン元イラク大統領の死刑確定で地政学的リスクが意識されてきた。
イラクのバクダッド市内ではシーア派住民が居住するサドルシティー近くの軍検疫所付近で車に積まれた爆弾が破裂、民間人8人が死亡するなど政情不安を高めている。
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