(2007年01月23日)
国内アルミ:海外の底堅さ見直す
国内アルミ相場は、値戻し一服後レンジ内の動きにとどまっていたLME相場が現物―先物間の逆ザヤ継続といったスプレット上のタイト感を背景として下値確認気配に転じていることから、戻り歩調を示す公算大とみられる。
年明け後、銅を始めとした非鉄相場が一転して調整安の流れに移行したため、海外アルミ相場もLME先物が一時的にトン当たり2600ドル台を割り込むなど高値から200ドル近い大幅下落に見舞われた。ただ、アルミの場合、他メタルほどの過熱感がなかったことやLME現物―先物間の逆ザヤ幅が拡大したことで、これが下支え要因として作用、「往って来い」の形で下げ幅を埋める格好になった。
このような戻りも、これまでの非鉄高騰を牽引してきた銅、亜鉛が軟調に推移したことの影響を受け、一服気配に転じるなどレンジ内に収束され、方向性を探る展開を続けたが、再三の下値試しの中でLME先物ベースでトン当たり2650ドル圏内で下値確認された感がある。
一方、国内定期相場は、海外市況が戻り一服からレンジ内の動きにとどまったことで、様子見的な気配が市場を支配、整理商いが中心と決め手難の展開を強いられていた。
市場全般に海外の底堅さを見直すムードが広がっており、一定の戻りが想定される状況になっている。
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