(2007年01月23日)

NY金:NY金、原油高背景に上伸

金は、海外相場高を好感して反発、先限は昨年5月以来のグラム当たり2500円台に上伸。現地19日のNY金先物市場は原油高を好感、終値でトロイオンス当たり630ドル台を回復。原油は米北東部の気温低下予報を背景に暖房油需要の増加観測を強め、一時はバレル当たり52ドル台に上昇。最近の経済指標の堅調を反映、米国のインフレ懸念が高まっている。金は買い気が維持され、当面は640ドル超えを試す展開が見込まれている。

現地19日のNY金先物市場は原油高を好感したファンド筋の買いに反発。中心2月限の終値は前日比8・30ドル高の636・40ドル。取引レンジは627・00―637・00ドル。

期近はテクニカルな売りに時間外取引で前日の安値を下回ったものの、ドル安から反発した後、ドル反発を受けて上げ幅を削ったが、原油が上昇したことからファンド筋の買いが膨らみ、前日の高値に迫った。

原油は週末を控えたポジション調整の買い戻しに反発、金相場を押し上げた。標準油種WTIの期近終値は前日比1・51ドル高の51・99ドル。暖房油の主要消費地である米北東部で気温の低下が見込まれ、暖房油価格の上昇が見込まれている。

中長期的には米双子の赤字によるドルの先安懸念も金の買い材料となっている。市場筋は「ドルが反落するようであれば、金は650ドル台乗せを目指して上値を試す」と指摘している。

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