(2007年01月25日)

国内アルミ:海外続伸で上放れ

国内アルミ相場が前日に続きストップ高含みで一段高と上放れ場面となった。LME相場が続伸、先物が昨年末以来のトン当たり2800ドル台を回復するなど出直り色を強めているほか、為替も円安傾向を持続していることから、これを手掛かりとした強気筋の買いに踏みが重なったもので、昨年5月中旬の高値に迫る勢いを示している。

現地23日のLME相場は、前日の強地合いを引き継ぐ中、在庫減、スプレット上のタイト感増幅を背景とした買いに続伸、先物が前日比68ドル高の2828ドルで引けるなど昨年末以来の大台回復(引け値ベース)となった。

大手商社の見通しでは、今年の世界新地金需給が25万―30万トンの水準で供給過多に転じる見込みであるため、後半安を予想する見方が大勢ながら、足元の逆ザヤ拡大傾向によって、現物高、先物追随といったパターンが定常化している。

一方、国内定期相場は、海外市況が騰勢を維持しているほか、為替も円安傾向を続けているため、好感買いに踏みが加わり、一部ストップ高含みで連日の一段高となった。この結果、東西市場とも各限月が一代の高値を更新した。

このように海外市況が出直り色を強めているほか、内部要因面でも安値売り玉が因果玉化している関係上、国内定期も昨年5月中旬に示現した高値を視野に入れた展開に発展する公算大とみられる。

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