(2007年01月26日)

シカゴコーン:利益確定売りが先行

現地24日のシカゴ・コーン相場は、ブッシュ米大統領の一般教書演説で、コーンおよびエネルギー市場にとって支援材料となるような予想外の大きなニュースがなかったため、利益確定売りが先行して軒並み下落。期近3月限は前日比8・25セント安のブッシェル当たり400・75セントで引けた。これを受け国内も軟化して寄り付いた。その後、戻す動きに前日比プラス圏となる限月がみられたものの、マチマチと方向感を欠く状態となって終了した。

一方のシカゴ大豆相場は、ブッシュ米大統領の一般教書演説を嫌気した大豆油・コーン相場に追随して急落。期近3月限は同比12・25セント安の同715・00セントで引けた。

ブッシュ大統領は一般教書演説で、2017年までに代替燃料350億ガロンの使用を義務付ける必要があると訴えた。これは現在の目標の5倍近い水準。さらに、同大統領は米国のガソリン消費を向こう10年間で20%削減するという目標を掲げた。

ただ、シカゴ市場では、トレーダーらによると、同演説での代替燃料利用促進は、すでに前日の相場上昇で織り込み済みだったという。

このため、シカゴ・コーン市場では、ファンド筋が大量の売りを出し、推定4000―5000枚を売り越した。

さらに、オーバーナイトのコーン輸出入状況は閑散としていた。

シカゴ・コーン3月限は下値支持線の400・50セントを割り込み、397・50セントの安値をつけた。上値抵抗線は414・50セント。

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