(2007年02月16日)
NY金:期近700ドルの見方台頭
東工取の金相場は13日、約21年ぶりに先限が2600円(グラム当たり)を突破した。しかし、為替が円高に傾いたことで15日は7日ぶりに全限月が急反落した。同日発表された昨年10―12月期の実質国内総生産(GDP)が前期比年率で4・80%増と市場予想を大きく上回ったため、対ドルでの円買いに拍車がかかった。NY金は原油の堅調を支えに4月限は600ドル(トロイオンス当たり)台後半を維持、先高観を強めている。
NY金期近は1日に667・00ドルと昨年8月2日(668・20ドル)以来、約6カ月ぶりの高値を更新した後、反落し650ドル前半から660ドル前半の狭いレンジで推移している。
チャートを見ると、東京金は昨年の秋頃から緩やかな上昇波動にある。大きな暴騰はなく2450円を頭に堅実な動きに特徴があった。
しかし、今月1日にグラム当たり2567円と昨年5月15日以来の高値を更新し、後ジリ高に展開し14日には2624円と再び高値を更新した。
当面は為替の動きに注意したい。15日に発表されたGDPの内容から20日の利上げの可能性がでてきた。
また金ETFの保有残高は2月に入り過去最高を更新した。金ETFの主要な買い手は年金基金などの大型資金であり、その多くが長期保有であることから、金相場の上昇トレンドは維持されるだろう。
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