(2007年02月19日)
NY金:期近670ドル維持が焦点
金は、海外相場安と円高を嫌気して続落。現地15日のNY金期近は原油の下落を受けたファンドの利益確定売りに一時トロイオンス当たり666ドル台まで売り込まれたが、買い戻しで前日比ほぼ横ばいの671ドル台に持ち直した。市場では「670ドル台を維持できるかが焦点」という。東京金は為替動向が注目材料。円は日銀の利上げ観測から1ドル=118円台への上昇も見込まれている。東京金は上値の重い展開が予測されている。
現地15日のNY金先物市場は原油相場の下落を嫌気したファンド筋の売りに3日ぶりに反落。中心4月限の終値は前日比0・60ドル安の671・40ドル。取引レンジは666・50―675・00ドル。
期近はドル安を背景に時間外取引でプラスに浮上したが、原油相場の下落を嫌気したファンド筋の売りに一時666・50ドルと時間外取引の安値を下回った。その後、原油相場が安値から持ち直したことから、金も670ドル台に乗せるなど急速に地合いを回復。
NY外為市場の円相場は1ドル=119円台前半と1カ月ぶりの高値圏に上昇、東京金市場の売り要因となった。日本の昨年10―12月期の国内総生産(GDP)が前期比プラス1・2%と予想(同0・9%)を上回る強い内容となったため。
NY金はドル安やファンドの買いに支援され、660ドル台後半を安値に底堅い。ただ、テクニカル面で買われ過ぎ感が強く、高値警戒感も広がっている。市場筋は「急ピッチで上昇したため調整局面を迎えるだろう。640―650ドル付近まで下落する可能性がある」と観測。
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