(2007年02月20日)

石油製品:需要期接近、ガソリン上昇

国内市場の石油製品は週明けにガソリン、灯油ともに期先が急伸し上昇幅がキロリットル当たり1000円を上回った。前週末のNY原油がショートカバーに1ドル超急反発したことが下値を支えるところで期先にはファンドとみられる買いが入ったもよう。期先6万円台は戻り一巡から売り先行になったが、とりわけガソリンは灯油に代わりここからが春の需要期であることから、NY原油さえ上昇するとこれにはストレートに追随する。

ガソリン期近は前週末の段階ですでに反発していた経緯があり、今月は当限納会が23日と早いところで現物の業転に比較した際の割安感や、次限月との大きなサヤが見直されたようだ。

次限月の4月限は春の行楽需要期を反映することから、これが人気料になって上ザヤを形成することは理に適うものだが、前週などはこの次限月とのサヤが5000円にもなった。冬場のガソリンでは不需要期の要素が残る3月限と、春の行楽需要を背景にした4月限にこのようにサヤが開くのは理に適うものだが、それにしても5000円は開き過ぎとみられる。

このあたりが見直されて前週末に当限から浮上し、次限月とのサヤを縮小するとともに、今度はNY原油の上昇に追随して期先が上昇したといえよう。

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