(2007年02月22日)

NY金:期近660ドル際に急落

金は、海外相場安に軟化、先限は再び2600円を割り込んだ。3連休明け現地20日のNY金期近は原油安を嫌気したファンドの手仕舞い売りに終値ベースでトロイオンス当たり661・00ドルと10ドル超下落。一時は659・00ドルと今月9日以来の水準まで売り込まれた。市場ではファンドによる買われ過ぎの見方を強めており、「原油安が続けば、金は655ドル近辺まで売り込まれる可能性がある」(取引員)と指摘している。

現地20日のNY金先物市場は原油安を嫌気したファンド筋の売りに反落。中心4月限の終値は連休前16日比11・80ドル安の661・00ドル。取引レンジは659・00―677・80ドル。

期近は時間外取引で677・80ドルと前営業日の高値を上回った後、ドルの反発や原油相場の下落を嫌気したファンド筋の売りに一時659・00ドルまで売り込まれた。

原油は暖房油の最大消費地である米北東部の寒波緩和で暖房エネルギー需要が減少するとの観測を背景に反落。

一方、ドルは21日の米消費者物価指数、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録の発表を控え、総じて横ばい。米国がイランに対する予備的な空爆計画を策定したとの英BBCの報道を受け、ドルは対ユーロで一時6週間ぶりの安値まで下落した後、買い戻された。米経済指標の弱さが続くようだと、ドル売りが進むと予想されている。

金は終値ベースで660ドル台を維持したが、原油の動向次第ではさらに下値を試す展開も見込まれている。

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