(2007年02月23日)

NY金:期近680ドル台に急騰

金は、海外相場高を受け値幅制限のない5限月が前日終値比60円(ストップ)高を演じた。現地21日のNY金期近は米経済指標がインフレ懸念を示したことや原油相場高を好感、テクニカルの買いも加わり昨年5月以来の680ドル台に急騰。目先の上値抵抗線とみられた同水準を突破したため、先行き一段高も観測されている。市場筋は「当面の上値目標は700ドルだが、昨年5月の高値730ドル台を試す可能性もある」と指摘している。

現地21日のNY金先物市場は米インフレ懸念や原油高を受けたファンド筋の買いに反発。中心4月限の終値は前日比23・00ドル高の684・00ドル。取引レンジは660・50―686・40ドル。中心限月の終値では昨年5月17日(691・80ドル)以来9カ月ぶりの高値。

期近はドル高加速を嫌気して時間外取引の安値を下回った後、米インフレ懸念の高まりや原油高を受けた買いに反発。ファンド筋の買いが売り方の踏みを誘って上げ足を強め、686・40ドルと年初来高値を更新。

1月の米消費者物価指数(CPI)は総合・コア指数ともに予想を上回り、目先の米利下げ観測が後退、ドル相場を支援した。食品・エネルギーを除くコア指数は医療費の上昇などにより前月比0・3%アップ、インフレ進行への警戒感が広がった。

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