(2007年02月23日)
ガソリン:商社筋が渡しに意欲
東工取石油製品はきょう23日が3月限納会だが、このうちガソリンについては21日後場に大手商社筋が売り気を強めて急落するなど足元の現物の弱さから当業者の現引き意欲は弱そうだ。
納会前日は貴金属が軒並みストップ高をつけるなどNY市場の石油・貴金属上昇でガソリン、灯油は一時ストップ高を付ける限月もあった。しかし、ガソリン3月限はキロリットル当たり5万円以下で推移し、前日比ではマイナスになるなど納会事情を示唆するものになった。
1カ月前の2月限納会は4万6000円で限月落ちしていることから、5万円台の決着ならむしろ強気の評価ができるとされている。
この間の原油相場は指標のNY市場でバレル当たり60ドル台を記録するなど強基調で推移した経緯があり、これに3月限という春の需要期を控えた需要背景が人気料として加味された形の納会が見込まれている。
来月には元売りがガソリンの仕切り価格引き下げを予定し、需要背景からも灯油に代わって需要期入りすることから、まず陸上から価格立て直しに向けた動きが生じるのではないか、とみられている。
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