(2007年02月27日)

ガソリン:「期末」も大受渡しの一因―東工取

石油製品3月限納会で、東工取ガソリンが上場来の大受け渡しを伴い暴落したのは、足元の現物実勢が弱く大手商社筋が渡し意欲を強めたことがこの背景であったようだ。3月の受け渡しとあって期末による在庫処分を意図した換金渡しもあったもようで、期末であることが元売りらの市況テコ入れ的な現引きを困難にさせたフシもある。期近がNY原油高に期先ほど追随できないのはこのような納会事情に原因がありそうだ。

既報の通り納会当日のガソリン3月限の買いハナ(買い玉不足)は700枚を超えるなど事前の市場予想を上回るものであったことから、最終取引で大手商社筋が売り乗せて渡しに出たとみられている。2日前にすでにこれら大手商社筋は売り気を強め、これにより値幅制限を超える下落ぶりを呈していた経緯がある。その上、さらに納会当日に売り乗せたということはそれだけ足元の現物事情が緩く、期末を兼ねた換金対象の余剰在庫が存在した表われとみられている。

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