(2007年02月28日)

NY原油:61ドル台で安定推移

現地26日のNY原油はイランの核開発問題や、米北東部に寒波が戻ってきていることが材料視されて続伸し、バレル当たり61ドル台で推移した。ただ、23日につけた61・80ドルの高値を上回ることはなく、前述のような強材料はもうひとつインパクトが弱いことを示した。

イランの核開発を巡る国連安保理の経済制裁は、新しい局面を迎えているのだが、中国やロシアが経済制裁の強化には難色を示し、事が簡単に進むような形勢ではない。

一方の米国にしても強硬発言を繰り返す反面、イランに対してはウラン濃縮さえ止めれば見返り措置をとることを示唆するなど硬軟両用の構えをとっている。

したがってこのイランの核開発問題が、当面の原油相場を押し上げるには内容的に不十分で、前述の高値61・80ドルを越えるにはこれ以外の材料が必要とみられる。

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