(2007年02月28日)
NY金:期近700ドル試す勢い―NY金
金は、現物相場の軟化や為替の円高を嫌気して4営業日ぶりに反落。現地26日のNY金期近はドル安、原油高、イラン核開発を巡る緊張から終値でトロイオンス当たり680ドル台で堅調。急ピッチな上昇に対して高値警戒感を広げているものの、ドル安や中東地域の政治的緊張などを背景に上昇基調を強めており、「目先は700ドルの節目を試す」(取引員)と見込まれている。イラン核問題の動向次第では730ドルの高値も観測されている。
現地26日のNY金先物市場は原油高、ドル安などを好感したファンド筋の買いに続伸。中心4月限の終値は前週末比3・10ドル高の689・80ドル。取引レンジは684・60―691・80ドル。中心限月の終値では昨年5月以来の高値。
期近はイラン核開発問題や原油高を支援材料にファンド筋の買いが先行した後、最近の急激な上昇に対する警戒感からの売りに値を崩す局面もあったが、テクニカルな買いが戻り売りを上回り、高値圏で引けた。
原油はイラン核開発を巡る同国と欧米諸国との緊張状態や、暖房油の最大消費地である米北東部の気温低下を受けて続伸。
金はイラン核問題を巡る緊張の高まりを背景に先高観を強めている。市場では700ドルを試すとの見方を広げている。
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