(2007年03月20日)
国際アルミ:LME先物2800ドル台回復
国際アルミ相場は前週末、LME先物が半月ぶりにトン当たり2800ドル台を回復するなど出直り色を強めている。現物―先物間の再度の逆ザヤ化によってスプレッド上のタイト感が相場を押し上げているが、独自の支援材料不足は否めないだけに、上昇の継続性を疑問視する向きもみられる。
前週末のLME相場は、前日の強地合いを引き継ぐ中、僚品の銅、ニッケル高に支えられた買いが優勢を保ち、先物が前日比20ドル高の2800ドルで引けるなど続伸した。今月1日以来、半月ぶりに2800ドル台を回復した。引け後の場外取引でも堅調を維持した。また、NYカーブも2805―2815ドルと続伸した。
LME現物―先物間が再び逆ザヤとなったため、LME在庫自体、80万トン弱と高水準ながら、スプレッド上のタイト感が買い先行に繋がった。世界同時株安に伴うショック安時の下げ幅に対し、半値戻しを達成したことがケイ線筋の買いを誘ったようだ。
また、一部市場筋では「3月第2週に2700ドル台前半で大商い(1日当たり20万ロット台)を示現、売り込まれた反動もあるようだ」と指摘する向きもある。
ただ、いずれもテクニカル的な要因が目立ち、材料面では支援不足の感は否めない。
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