(2007年03月22日)
ガソリン:大手商社筋の出方次第―東京4月限納会
東工取石油製品は今月は23日が4月限納会だが、ガソリンは取組関係からすると大手商社筋がいずれも売り方のポジションにあることから、このまま渡し態勢をとれば春の需要期直前というこの段階でも、この圧力に押されることになる。
ただ、前週からガソリンの店頭価格が半年ぶりに上昇しているのと、元売りが3月に続いて4月にも仕切り価格を引き上げるべく来週には業者間転売市場で現物の買い上げを行うとみられることから、先物市場がテコ入れの対象になることも考えられる。この場合は納会にに介入して現引きする可能性も強く、3月限までとは様相がかなり異なっているのも確かである。
市場には3月限急落納会の印象が残り、これよりもおよそ1万円も高い現在の値ごろに対する割り高意識につながることになるが、4月限を巡る市場環境がまったく異なるのも事実。前週から店頭価格が上昇に転じているし、現物価格も呼応して上向いたところで春の需要期を迎えることになる。
ともあれガソリンの4月限納会は大手商社筋の出方にかかっている、といえよう。
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