(2007年03月23日)

NY原油:限月交代を契機に60ドル台

石油価格の国際指標となる米WTI原油は、取引の中心限月が5月限に移行するとともにその上ザヤ傾向に後押しされる格好で現地21日の通常取引が終わった後の時間外取引でバレル当たり60ドル台を回復した。

それまでの中心限月であった4月限とはおよそ3ドルのサヤ(価格差)が形成されていたことで、限月移行とともに同日の相場上昇で60ドル台に返り咲いたものである。

これを支援したのが今週の米週間在庫統計で、ガソリンが引き続き大幅に減少したことから、この需要期が接近したことと合わせ今後の需給ひっ迫感が強まった。

原油の国際相場はまた、通常は北海ブレントよりも上ザヤにある米WTIが今回は一時3ドルも下ザヤになるという変則的な価格関係をみせた。

そのWTI原油は4、5月限におよそ3ドルのサヤがあったことで、この限月交代とともに新しく中心限月になった5月限は現地21日の相場上昇により難なく60ドル台に乗せた。

このため、形のうえでは限月交代以前よりも相場が3ドル上昇したことになり、これが休場明けの国内石油市場で一時は製品相場が続伸する原因を形づくった。

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