(2007年03月23日)
NY金:期近終値660ドル台を回復
金は、現物相場高を好感して5営業日続伸。先限はグラム当たり2500円台前半で買い優勢。現地21日のNY金期近は米連邦公開市場委員会(FOMC)を控える中、終値で今月1日以来のトロイオンス当たり660ドル台を回復。FOMC声明は金融引き締めを示唆する内容が削除され、金は時間外取引で上昇。東京市場は一段高で取引開始。NY金は最近の急落に対する半値戻しを完了、700ドル台回復を意識するなど先高観を強めている。
現地21日のNY金先物市場はファンド筋の押し目買いに5営業日続伸。中心4月限の終値は前日比1・00ドル高(2日分合計は5・70ドル高)の660・00ドル。取引レンジは657・50―662・90ドル。
期近は原油高を好感して662・90ドルと時間外取引で前日の高値を上回った後、FOMCは引き締め気味の金融政策を継続するとの見方を背景としたドル高を嫌気してマイナス圏に転落したが、押し目買いに支援され、プラス圏に浮上。
FOMCは昨年8月に利上げを休止した後も継続していた「必要となるかもしれない追加引き締めの時期、幅は今後の見通し変化に左右される」との表現から「追加引き締め」の文言を削除。また、「次は利上げ」との姿勢を中立姿勢に変更。
NY株式市場は利下げも視野に入れたFOMC声明を受けて大幅に続伸。ダウ平均は前日比159・42ドル高。
金はNY株の上昇を好感、フロア取引後の時間外取引で665ドル台に切り上げるなど高値圏を維持。期近は2月27日の高値(692・50ドル)から今月6日の安値(634・50ドル)まで58ドル急落したが、下げ幅に対する半値戻しを完了したため、今後は700ドルの大台を意識する展開も観測されている。
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