(2007年03月30日)
NY金:期近670ドル台に上伸
金は、円高を嫌気した売りに上値の重い展開となった。現地28日のNY金期近は原油高や米景気減速懸念、地政学的リスクの高まりなどを背景に、終値ベースでトロイオンス当たり670ドル台に上伸。イランの核開発問題や英軍兵士の拘束で中東地域の緊張が高まり、安全資産としての金買いが支援要因となっている。市場筋は「イラン情勢の緊迫化が続くようだと、金は上値を試す展開となるだろう」(取引員)と指摘している。
現地28日のNY金先物市場は原油高を好感したファンド筋の買いに反発。中心6月限の終値は前日比4・10ドル高の672・90ドル。取引レンジは669・60―676・50ドル。
期近は核開発を巡るイランと欧米諸国との緊張の高まりを受けた原油高に追随、時間外取引で前日の高値を上回った後、立会いで676・50ドルと約半年ぶりの高値圏に上値を切り上げたが、ドルの反発を嫌気した手仕舞い売りに上げ幅を縮小。
金はイラン核開発問題の緊迫化を背景とした安全資産としての買いが支援要因となっている。バーナンキ議長の発言を受けて米景気の先行き不安が広がり、ドル売り・金買いを強めている。
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